あっさりとへべれけの紹介ひとえにへべれけと言ってもいろいろありまして、 一般的にはファミコン版を示す訳ですが、 正確には「へべれけ」という名前のゲームは6種類(注釈)あります。 FC世代ならへべれけと言えば当然「へべれけ」しかないでしょうが、 これがSFC世代ともなると 「すごへべ」とか「ポポイっと」あたりのほうがなじみが深くなってきます。 もっとも、へべれけなんてマイナーなゲームなど聞いたこともないというひとが 圧倒的多数でありましょう。 しかしサンソフトがメモリアルシリーズでへべれけをリリースしたことがきっかけで、 へべれけという名前が世に知れ渡り、 興味を示す人が現れるかもしれません。 そんな方のためにいままでにリリースされた「へべれけ」に関する資料を提供するのが 「あっさりとへべれけ紹介」の主旨というわけです。 (注釈:へべれけのキャラクタが登場するメディアはこの6種類以外にもあります) |
■へべれけ
ファミコン版:91年9月20日発売
いわゆる元祖へべれけです。
いつの間にかサンソフトの看板キャラになったへべですが、
彼が初めて登場したのはファミコンでのことです。
当時のへべれけにおける主要キャラクタは
主人公の「へべ」、着包みの「おーちゃん(略称:おぅ)」、
サングラスの「助左衛門(略称:すけ)」、ちょうちんの「ヂェニファー(略称:ぢぇに)」の4人。
はじめはへべだけですが他の3人を仲間にしつつ、
ついには異世界から脱出するというのがこのゲームのストーリーです。
それぞれ独特の世界観を持っていて、
まったく歯車の噛み合っていない4人だが最後には愛情にも似た友情が芽生えるという展開です。
一見何の変哲もない単なるキャラゲー(むしろクソゲーであると若干認めている感がある)なのですが、
彼等の持つ内面的な個性が実に魅力的なのです。
幸いメモリアルシリーズでリリースされておりますので、
実際にプレイしてみてその世界観を実感してみて下さい。
電波を発していて馴染めない?いや、そのもう少し奥にある物があなたには見えてこないだろうか・・・。 |
■へべれけのぽぷーん
スーパーファミコン版:93年12月22日発売
オリジナルのように思えますがひそかに業務用タイトルの移植版です。
当時流行りのゲームをコピるというありがちな展開のようですが、
ぽぷーん(ぷよのようなやつ)は元祖へべれけに敵にぶつけるアイテムとして登場しているので
こうなったのはむしろ自然な流れだったと言えるかもしれません。
もしそれがへべれけのぽぷーんを作るための布石だったとしたら、
それはあまりにもできすぎたはなしではないでしょうか。
しかし似ていると言われてしまえばそれは誰も否定できません。 |
■すごいへべれけ
スーパーファミコン版:94年3月11日発売
すごいへべれけ、通称「すごへべ」です。
2D格闘全盛の中、スーファミでありながらクォータービューでしかも4人同時対戦可能という
相当力の入ったゲームです。
主要キャラクタも「ぼーぼ」「うつー」「ぺん」「うにょ」の4人があらたに加わり
いよいよ本格的に騒がしくなってきました。
このゲームの特徴はとにかくアクションが多彩で見ていても遊んでみても楽しいことです。
もちろんキャラクタごとにすぺしゃるあたーくが用意されていて
各キャラクタの個性を引き立てています。
ただし、このすぺしゃるあたーくがキャラクタの強さを決定付けており
好きなキャラクタというよりも技で選んでしまうという傾向はあるかも知れません。
わたくしの持ちキャラの「ぺん」は泣きたくなるくらい非力ですし、
画像に見られる「ぼーぼ」は余りにも凶悪です。
技術介入できないあたりは若干残念なところですが、当時のゲームですからしかたありませんね。 |
■へべれけのおいしいパズルはいりませんか
スーパーファミコン版:94年8月31日発売
通称「おいパズ」です。
またまたクイズブームに乗ってゲームを作ってしまいました。
わざわざ恥をさらしている訳ではないのですが、
なんとなくこれがへべれけの続編のスタイルだったりします。
なんと言ったらよいのやら、フォローのしようもありません。
さて、これは明らかにオリジナルのように思えますが、実は業務用タイトルの移植版です
(ただし業務用にはへべれけキャラは登場しません)
スーパーファミコンでおなじみの方はへべれけシリーズなのに突然変な女が乱入してどうしたことかと思った方もいるでしょうが、
彼女(みいな)こそ業務用版の主人公だったのです(この辺はテストにでます) |
■はしれへべれけ
スーパーファミコン版:94年12月22日発売
はしれへべれけはへべれけのキャラクタをマシンに見立てたレースゲームの一種です。
へべれけキャラクタがちょこちょこと走り回る様は見ていて楽しいですね。
レースゲームにもいろいろありますが
こういったユニークで個性的なものはもっと注目されるべきだと思います。
さてゲームについてですが、
すごへべの時キャラクタの個体差がなく
どうしても必殺技の強弱で選んでしまいがちだという疑問点が残りました。
その点はしれへべれけでは、
たとえばへべは地上では早いが水中はめっぽう弱いとか、
すけは強力なジャンプ力を持っていたりして、
キャラクタによる個性がハッキリとしているので
そういった不満もある程度は払拭されていると言えるでしょう。
このゲームにも「速い者勝ち」みたいなところがあって、
最大速の速い「じぇに」が一番有利になってしまいますが、
必殺技が強力だったりするので弱いキャラクタでも技術の介入する余地は十分にあり
全体としてのバランスが保たれています。 |
■ポポイっとへべれけ
サターン版 :95年3月3日 発売
これも業務用タイトルの移植版ですが
今回はついに任天堂の枠をこえ、ソニーとセガのハードにも参入を果たしています。
むしろスーパーファミコン版が後回しとなる展開になってしまいました。
かつて雑誌のおまけにPS版ポポイっとの体験版が付属していたことがありまして
「なんかずいぶんとノリの良いゲームだな」と思ったのが
実はわたくしとへべれけの初めての出会いだったりします。
そんな理由もあってか、わたくしとしましてはこの3つのハードのうち
PS版のポポイっとの完成度が一番高いと思います。
ポポイっとサウンドは90年代のダンスミュージックを基調としており、
さすがプレステの音源はすばらしくサウンドの再現力がとても良いです。
PS版なら現在でも通常に流通しておりますので
興味がありましたら是非御購入をおすすめしたいゲームです。 |
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いささかあっさりではありますが、へべれけ作品についての紹介をしてみました。 他にも「おーちゃんのお絵書きロジック」や「バーコードワールド」など へべキャラが登場するゲームはいくつかあります。 サンソフトとしてはどちらかといえば主役というよりはちょい役として使うというスタイルが多い様です。 へべれけの続編が登場する可能性は低いですが、 今後も良き脇役として登場することも多いことでしょう。 これからもわれらがへべれけに熱い御声援を。 "SIGRAGI" produced by signo. |